「恨みを負う積もりにやありけむ」とはどういう意味ですか?
「思ふにや」とはどういう意味ですか?
「思ふ」は、ハ行四段の動詞「思ふ」の連体形で、「や」の結び。 「もの思ふ」は恋について想いわずらうことを意味しており、また「や」は疑問の係助詞。 「ものや思ふ」で、「物思いしているのですか」という他人からの質問を表す。
「いとあつしくなりゆき」とはどういう意味ですか?
「積もること」「積み重なること」「積もった結果」という意味が基本ですが、「見積もり・予測」という意味もあります。
世の例にもなりぬべきとはどういう意味ですか?
世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。
世の語りぐさにもなってしまいそうなご待遇ぶりである。
キャッシュ
「飽かぬ別れ」の現代語訳は?
あか-ぬ-わかれ 【飽かぬ別れ】
名残惜しい別れ。 [訳] 今初めて知った。 名残惜しい別れとなった暁の道は、あなたを恋い慕う(涙によってできた)泥土のために濡れるものであることを。
「をかし」とはどういう意味ですか?
こっけいだ。 おかしい。 変だ。 [訳] 妻は「こっけいだ」と思って、笑って(責めるのを)やめた。
「やうやう」の現代仮名遣いは?
「やうやう」⇒「ようよう」が正解です。
「あはれなるもの」とはどういう意味ですか?
「あはれなるもの、孝ある人の子」〈枕草子・あはれなるもの〉心にしみじみと感じられるものは、親の喪に服している子。 〔三〕〔名詞〕 ❶しみじみとした情趣。
もの心細げにとはどういう意味ですか?
もの-こころぼそ・し 【物心細し】
なんとなく心細い。 [訳] (道は)とても暗く細い上に、つたやかえでは茂ってなんとなく心細く。 「もの」は接頭語。
「あぢきなし」とはどういう意味ですか?
あぢき-な・し 思うようにならない。 [訳] ⇒ひともをし…。 つまらない。
「世のしきたり」とはどういう意味ですか?
後世の人々の語りぐさ。 前例。
「飽かなくにまだきも月の」とはどういう意味ですか?
[訳] 名残惜しいのに(=まだ十分に見てはいないのに)、早くも月は隠れてしまうのか。
十一日の月も隠れなむとはどういう意味ですか?
十一日の月も隠れなむとすれば、かの馬の頭の詠める。 (ちょうど)十一日の月も(山に)隠れようとしているので、あの馬頭が詠んだ(歌)。
「雨など降るもをかし」とはどういう意味ですか?
見様によっては、雨などが降る事でさえも、趣深い。
「ありがたし」とはどういう意味ですか?
古文で「ありがたし」は「めったにない」という意味です。 「ありがたし」を漢字で書くと「有り難し」となります。 「有る」ことが「難しい」で「めったにない」という意味です。 という現代語につながります。
やうやうとはどういう意味ですか?
副詞 次第に、少しずつ。 段々。
「昔あわれなり」とはどういう意味ですか?
しみじみとした情趣があるさま、感慨深いさまなどを意味する古語。 『枕草子』などに見られる。
「おぼゆ」とはどういう意味ですか?
おぼ・ゆ 【覚ゆ】 思われる。 感じられる。
「すずろなる目を見ることと思ふに」とはどういう意味ですか?
[訳] つたやかえでが茂っていて、なんとなく心細く、思いがけない(ひどい)目にあうことだと感じていると。
「もの細く」とはどういう意味ですか?
なんとなく心細い。 [訳] (道は)とても暗く細い上に、つたやかえでは茂ってなんとなく心細く。 「もの」は接頭語。
「いかで」とはどういう意味ですか?
いか-で 【如何で】
どういうわけで。 どのようにして。 ▽疑問の意を表す。 [訳] たった今、私が(あなたを)あとにお残し申して死んでしまったら、どのようにしてこの世を生きていこうとなさるのだろうか。