ケロイドができやすい人は?
ケロイド体質 何人に1人?
我々、日本人の10%がケロイド体質と言われていますので、そのうち10%の方にケロイドが発生してもおかしくない訳です。
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ケロイドになる理由は何ですか?
ケロイドは皮膚の深いところにある真皮という部分で炎症が続いてしまうことにより生じる疾患です。 炎症ですから、痒みや痛みがあります。 本来、きずを治すために必要な炎症が過剰に続いてしまうため、血管ができて赤く見え、膠原線維(コラーゲン)ができて盛り上がります。
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ケロイドの原因は不明ですか?
ケロイドは、原因不明もしくは些細なニキビや虫刺されから生じ、周囲正常皮膚まで自律性に隆起が拡大進行していきます。 この病変は特異な体質に起因すると考えられ、好発部位(前胸部、下腹部、肩から上腕等)を有し、自然治癒の傾向は殆どありません。
ケロイドの中身は何ですか?
ケロイドとは、創傷治癒過程が遷延して炎症が続くために、炎症細胞の集積、血管の増生、線維組織の蓄積が起こる病気です。 簡単に言うと「【コラーゲンやそれを作る線維芽細胞】と【血管】のかたまりの中に、様々な【炎症を起こす細胞(炎症細胞)】が散らばっている腫瘍」です。
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ケロイドになりやすい体質とは?
真性ケロイドは黒人や黄色人種に発生しやすく、白人ではなりにくいことが知られています。 また同一人種でも皮膚の色素量の多い人に発生しやすいといわれています。 家系内発生の報告も多いので遺伝素因(いわゆるケロイド体質)はあると思います。 しかし肥厚性瘢痕には遺伝傾向はないと思います。
ケロイドになりやすい部位はどこですか?
近年では、ケロイドが重症化しやすい遺伝的要因も分かっています。 病変が起こりやすい部位としては、耳介、前胸部、肩部、上腕外側部、腹部、恥骨部などが挙げられます。 痛み、かゆみ、ひきつれ感を伴うことや、精神的苦痛が強く、日常生活の質の低下に影響しかねません。
ケロイドは自然に治る?
一方、ケロイドはもともと存在した範囲から徐々に水平に拡大する傾向があり、周囲の皮膚には発赤を認めることが多いという特徴があります。 また、肥厚性瘢痕は長い時間をかけて自然に縮小することがありますが、ケロイドは徐々に拡大し続け、自然に治ることはほとんどありません。
ケロイドになりやすい場所は?
病変が起こりやすい部位としては、耳介、前胸部、肩部、上腕外側部、腹部、恥骨部などが挙げられます。 痛み、かゆみ、ひきつれ感を伴うことや、精神的苦痛が強く、日常生活の質の低下に影響しかねません。 肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)と鑑別が難しく、オーバラップするようなものもみられます。
自分がケロイド体質かどうか?
ケロイド体質かどうかを見極めるポイント
ケロイド体質はその発症要因が具体的に特定されておらず、多くの場合は皮膚の状態を見たり本人の自己申告となります。 その主な理由は、ケロイド体質の発症要因が具体的に特定されていないからです。 大抵の場合、皮膚の視覚的な状態や患者自身の申告を基に診断がなされます。
ケロイド体質 どうわかる?
ケロイド体質かどうかを見極めるポイント
ケロイド体質はその発症要因が具体的に特定されておらず、多くの場合は皮膚の状態を見たり本人の自己申告となります。 その主な理由は、ケロイド体質の発症要因が具体的に特定されていないからです。 大抵の場合、皮膚の視覚的な状態や患者自身の申告を基に診断がなされます。
ケロイドの初期症状は?
皮膚の傷や炎症がある部分が、赤く、半球状に盛り上がります。 ケロイド部分の色は、鮮やかな赤からだんだんと褐色に変化していきます。 また、初めに外傷を受けた範囲を超えて大きくなり、上から押さえて痛みがなくても、横からつまむと痛むことがあります。 強いかゆみ、引きつれ感といった症状が出る場合もあります。