金継ぎの漆の種類は?
金継ぎの材質は?
金継ぎの主な材料漆錆漆 さびうるし金属粉
金継ぎの漆の塗り方は?
金継ぎでは漆のポテンシャルを最大限に引き出し、「接着剤/パテ/ペースト/塗料」として使うことで割れた破片をくっつけ欠けた箇所を埋め最後に、修理した箇所に漆を塗り、それが乾かないうちに金粉を蒔いて、それから乾かし、定着させて完成
キャッシュ
漆の代替品は何ですか?
カシュー塗料の特徴 カシューナッツから抽出した成分を原料とするカシュー塗料は、その仕上がり感などが、漆に最も近い塗料として現在でも位置づけられています。 また漆に比べて塗装作業性が容易であることから、漆の代用的な塗料として幅広く活用されています。
呂瀬漆とは何ですか?
〘名〙 蝋色漆に瀬〆(せしめ)漆か生正味漆をまぜたもの。 研出蒔絵(ときだしまきえ)の暈(ぼか)しに用いる。
金継ぎ どこの国?
「金継ぎ」は、陶器などの割れや欠け、ひびなどを修復する日本の伝統的な修復技法です。 別名「金繕い」とも呼ばれます。 まずは金継ぎの歴史から紐解いていきましょう。
金継ぎの安全性は?
以上を踏まえると、「簡易金継ぎは安全性が低い」という結論になります。 「簡漆金継ぎ」については、「接着作業」や「穴埋め作業」で使っている素材は安全ではありません(口を付けるのは不適合)が、「塗り作業」で「本物の漆」を使って接着剤やパテをコーティングしてしまいます。
錆漆と麦漆の違いは何ですか?
麦漆(むぎうるし):水練りした小麦粉と生漆を練り合わせてつくる。 接着力が非常に強い。 硬化に時間がかかるが、硬化すると優れた防水性を発揮し、経年変化が起きにくい。 錆漆(さびうるし):水練りした砥の粉に生漆を混ぜ合わせて作る漆。
合成漆とは何ですか?
合成漆器とは、原料にプラスチックを使用した漆器の事です。 昔ながらの工程では、天然木材を土台(木地)とし、天然木材の上から漆でコーティングします。 ですが、合成漆器では、天然木材の代わりにプラスチックで土台(器)を作り、それに漆でコーティングします。
新漆と本漆の違いは何ですか?
「新うるし」は「本物の漆」じゃありません。 漆っぽく見えるように作った偽物の合成塗料です! 植物性の樹液を主原料とし、「漆っぽく見える」ように調合された「釣り具塗装のため」の合成塗料です。 本物の天然の漆ではありません。
生漆と漆の違いは何ですか?
漆の木の表面に傷をつけ、そこから出てくる乳白色の樹液を採取したものが漆液の元になります。 この漆液をろ過し、木の皮などの取り除いたものを「生漆(きうるし)」と呼びます。
黒漆なんて読む?
黒漆(くろうるし)
金継ぎは日本発祥ですか?
「金継ぎ」は日本古来の伝統技法で、深い歴史を持っていることをお伝えしてきました。 歴史については諸説ありますが、今のような金継ぎ技術が誕生したのは今から400年以上前の安土桃山時代から江戸時代ごろ、「茶の湯」の時代といわれています。
金継ぎの良さは?
金継ぎ(きんつぎ)とは
漆を接着剤のように活用することで、損壊した部分を修復し、元の形を取り戻します。 漆で修復した箇所を金粉で装飾するため、見た目的にも美しいのが特徴です。 漆は乾燥させると体に無害な天然素材なため、修復後は食用の器としても活用できます。
金継ぎ なぜ美しい?
金継ぎで修復した器には、割れ面に沿って金の線が走ります。 この線を使いながら、器に新たな景色を描き出すことで、器の価値を高められる点が、金継ぎならではのメリットと言って良いでしょう。 この美しい金継ぎの技術が確立したのは、室町時代だったと言われています。 当時の日本では茶の湯が盛んで、器も多く使われていました。
地の粉と砥の粉の違いは何ですか?
純白砥の粉(120メッシュの網)
『山科 地の粉』は漆塗りの下地として厚みをだしたいとき使用されます。 地の粉とは砥の粉を製造する過程で少し粗い部分を集めてつくった粉末です。
錆漆の作り方は?
砥の粉:生漆 = 10:7~8
① スプーン1杯分の砥の粉を出す。 ② 砥の粉が「まとまる」まで水を加えつつ練る。 ③ スプーン7~8分目の生漆を出す。 ④ 水練りした砥の粉に少しずつ生漆を加えていき、よく練り合わせて完成。
漆塗りの見分け方は?
合成樹脂より木材の方が比重は軽いため、天然漆器の方は水に浮きます。 水に沈んだままなら合成漆器ということです。 また、木材の方が密度が薄く軽いですので、指ではじいたり物で叩くと軽い音がします。 逆に密度のある合成樹脂では、硬く鈍い音がします。
漆の見分け方は?
見分け方・・・漆器に利用されるウルシとヤマウルシとの違いは、木の高さや葉の大きさで見分けられる。 ウルシは樹高10mと高いのに対して、ヤマウルシは3m程度と低い。 小葉はウルシの方が少し幅広く大きめである。
漆の木の見分け方は?
①羽状複葉になっていて葉軸や葉柄が赤い場合は漆類の可能性大です。 羽状複葉の植物は漆類の他にもありますが、一番の特徴なので、見かけたら近寄らないに越したことはありません。 ②秋になって最初に赤く色づくのが漆科の木です。 他の樹木がまだ青いうちから葉が赤く染まっていたら漆かもしれません。
透漆と生漆の違いは何ですか?
生漆は、原料の漆を濾過してゴミなどを除いたもので、「くろめ」という精製を行っていないため、水分を25~40パーセント含んでいます。 透漆は、透明度の良い原料漆を「くろめ」「なやし」の精製を行って水分を減らし、粘りを出し、光沢がでるようにして塗料に仕立て上げたものです。 生漆よりも透明度が増します。
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